近々引っ越す事になりました。
長年住んでいたのですが、私の仕事が不規則なのでご近所付き合いがほとんどありません。
でもきちんと挨拶くらいはして退去しようと思うんですが
今までそういう事を、したことはなくどうしようかと思い実家に聞いてみました。
母から「退去してからお世話になるかもしれないよ。旧居に不在票が入ってたり誰かが知らずに遊びに来るかもしれないしそれに引っ越し当日はエレベーターや通路を占領してしまうので、あらかじめその事も伝えておかないといけないよ」と言われました。
「たしかに、それもそうだな」とわからないことを調べてみました。
しかもこのご時世のこういう事は躊躇してしまいますよね。
引っ越ししようとしてる皆さんの参考になればと思っています。
退去時ってどこまで挨拶する?
まずは、どこまで挨拶に行けばいいのだろう?と迷いませんか?
実家が引っ越す時は一軒家だったので、両隣と裏の方にも挨拶してました
集合住宅なら最低限として、上下階と両隣は挨拶はしておいた方が良いと思います。
また、他のお宅にはしなくても良いわけではないので臨機応変にしてください。
挨拶のタイミングは?
みなさんは挨拶するために何回行きましたか?何度行ってもタイミングが合わない人っていますよね挨拶のタイミングは、少なくとも引っ越す当日からの2、3日前までには済ませておきましょう
引っ越しの準備でとても挨拶に行く余裕がないので、私は当日や前日はやめておきました。
挨拶の時間帯が難しいですが、週末やお昼過ぎの時間帯や常識的に失礼のない時間帯にしておきましょう。ちなみに私は平日の18時〜20時の間ぐらいに挨拶に伺いました。
もし何度か行っても不在ならば、手紙だけでも入れておく方法も良いと思います。
私の場合は3−4回行く経験もしましたが友達はタイミングが合わなくてそれ以上行ったことがあると言ってました。
入居時の挨拶も必要?
入居する時も、やっぱりきちんと挨拶はしておく方がいいですよね
ご近所さんの顔が分かっていれば、お互い不審者では無いので安心できますし
これからのご近所付き合いとして大事ですよね。
みなさんならこのコロナ禍でどうされますか?
では引っ越してからどのタイミングで、行くのが良いか迷うところです。
当日は退去時の挨拶の時にも書きましたが、自分がバタバタしていて気持ちの余裕がないのでいけません。
また母親に聞いてみたところ「1番ベストなのは引っ越し前日の日中に行きなさい」と言われました。
しかし、それは引っ越し先が今のところから遠いと行けません。
結局私も母親に言われた「引っ越し前日の日中」には行けませんでした。
引っ越し当日は、トラックが道路を塞いだり通路やエレベーターを塞いだりしてしまいます
さらに作業時の騒音などで、迷惑に思われるかもしれません
そういった理由から私は悪い印象を持たれると、後々に何か言われても嫌なので業者の方に作業を待ってもらい簡単に声かけ程度の挨拶をしておきました。
その時に「また改めて挨拶に伺います」と付け加えておきました。
また挨拶をする範囲は退去時と同じで、両隣と上下階、大家さんがいるならなるべくインターホン越しだけでもと思い伺ってみました。
うまく在宅していれば、1回で済みますが中々出会えないお宅がありもう諦めてポストに入れておきました。
知らない人が訪ねてくると警戒もされると思いますし、そんな時はポストに入れておくのが1番だと思います。私はお互いにご近所さんの顔を知っておけば、何かあった時に心強いと思いますが最近の1人暮らしをされてる方だと特に何もしない方も増えている様です
挨拶に行った時のメリット・デメリットは?
挨拶に行った時のメリット
まず、引っ越しの時に挨拶した場合に、隣人の人たちから「好印象を与えられる」というメリットがありますがそれ以外のメリットは以下の3つになります。
①トラブル防止効果
②子供がいる場合の防犯効果
③近所にどんな人が住んでいるのか把握できる
①トラブル防止効果について
トラブル防止効果は、その地域やマンション等においてローカルルールや暗黙のルールといったものが存在する場合があります。万が一そのルールをしらずにルール違反をしてしまうとそこからご近所付き合いがしにくくなってしまいます。そのようなことがないように挨拶の時にそういったルールを教えてもらっておくことでトラブルを軽減することできます。
②子供がいる場合の防犯効果について
近所やマンション内で子供が1人で遊んでいたり、お留守番が多いご家庭の場合に、近所に知り合いがいるといざというときに助けを呼べる可能性が高くなります。そのことによって子供が犯罪等に巻き込まれるという危険性を軽減してくれます。
③近所にどんな人が住んでいるのか把握できる
近所にどんな人が住んでいるのか把握できることによって自然災害が起こった際に顔馴染みだと安心感が増します。さらに避難場所であったり近くの他の地域の災害情報が聞ける場合もあります。そういった緊急事態が起こった際にはお互いが顔も知らない者同士だと協力するにも時間がかかってしまうこともあります。
そういったことからどんな人が把握しておくことだけでもメリットがあるのではないでしょうか。
挨拶に行かなかった時のデメリット
最近は、近所付き合いがほぼ無くなったり、1人暮らしの人であれば「特に挨拶までする必要なないのではいか」と思っている人もいると思います。実際にも近所付き合いはしなくていいと割り切って挨拶をしないことも多くなってきています。
しかし、もしも挨拶をしなかった場合に今後想定されるであろうデメリットは把握しておくほうがいいと思います。
挨拶しなかった場合のデメリットとして考えられるのは以下の3つです。
①近所からの第1印象が悪くなる
②生活音が発端でトラブルが起こりやすい
③災害時に近所の人にお願いしづらくなる
①近所からの第1印象が悪くなる
引っ越しした場所に長い期間住む予定があるのであればその近所との付き合いも長くなります。しかし挨拶に行っていない場合は最初に良いイメージを与えられないので悪いイメージを持たれる可能性が高くなります。
②生活音が発端でトラブルが起こりやすい
挨拶をしないことによって生活音が原因でトラブルに発展しやすい可能性がある。それは見ず知らずの隣人から聞こえる生活音より、顔見知りの隣人からの生活音のほうがまだ気にならないということが多いからです。
子供やペットがいる場合は、本人が気をつけても子供やペットは走り回ったり泣きじゃくったりしてしまう。それがご近所に響いてしまいます。
それが普段から近所の方と言葉を交わしたり良い印象をもってもらえるとしてない時より大目にみてもらえることがありますが、していないとそこが原因でトラブルに発展してしまう可能性が高いです。
③災害時に近所の人にお願いしづらくなる
自然災害などのもしもの緊急事態が起こった場合に助けてもらいにくくなったりする。また心配してくれたり探してくれたりする人が近所にいないと避難情報や災害情報が入って来ずさらに大変な目に遭う可能性が高くなってしまう。
挨拶は手ぶらで行く?
必ず何か手土産を持参していかないといけない訳ではありませんが、なんとなくあったほうが良いのかなとは思うので用意はしておくことにしました。
母からも「必ず持っていけ」と釘を刺されました。
さらに、「タオル(超定番で、どんなサイズでも重宝)、洗剤(お菓子と違いアレルギーなど気にしなくて良いから)などのもらって困らないような物を選んで「のし」を付けてもらう」事を念押しされました。必ず「のし」は必要ということではありませんが、つけることで丁寧できちんとした印象になります。お店で「のし」をお願いすると、どういう「のし」を付けるかと逆に質問されるはずです聞かれた意味がわからなかったので、お店の方に教えてもらいました。
「のし」の種類について
大きく分けて2種類です
水引の端を引っ張るとほどける「蝶結び」
水引の端を引っ張るほど固くなる「結び切り」
選ぶ基準
大きく分けて「何度もあってほしい事」と「1度だけで良い事」で使い分けます
「何度もあってほしい事」は「蝶結び」を使います蝶結びは何度も結び直すことができるので、お祝い事やお礼、ご祝儀などです。お見舞いや、結婚のお祝いには使いません。
「1度だけで良い事」は「結び切り」を使います
こちらは固く結ばれ解く事が難しい結び方なので、「1回で終わりにしたい事」や「何度も繰り返したくない事」を表しているのでお見舞いや弔事、結婚のお祝いなどで使います。
のし紙の書き方について
退去時、入居時では、のし紙の書き方がそれぞれ違うので注意が必要です。
のし紙には表書きと自分の名前を書きますが退去時は御礼、名前、入居時はご挨拶、名前とそれぞれ書きます。のし紙の表書きが変わるので、気をつけましょう。
退去、入居どちらもキチンと挨拶しておけば後々の印象も変わりますコミニュケーションを取らなっかたとしても気まずい生活をしなくても良いはずです。
手土産の金額について
手土産の金額は500〜1000円程度が、お互い負担にならないと思います。また商品は退去時と同様の物でも良いと思います。お菓子を選びがちですが、洗剤やタオルなどの日用品なども喜ばれています。もし食べ物にするなら必ず賞味期限のチェックは必須ですのでそこは気をつけてください。日用品なら洗剤やラップ、ゴミ袋などが無難ですね。
商品は大型スーパーや百貨店などで購入できますが、1000円以下はあまり扱いが無いかもしれないので、ギフトを扱う通販サイトなども要チェックです。手土産にぴったりな商品が充実しているのですぐに見つかるはずです。のし紙も付けてくれます。その時に入居時と退去時同じ商品を注文するならば必ず数を間違えないようにしないといけません。さきほど書いたようにのし紙の書き方がそれぞれ違うからです。
まとめ
私みたいに近所付き合いもない中で挨拶を迷ってる方は無理に行く必要もないとも思います。
しかしこのようなご時世だからこそ挨拶からコミュニケーションをとって今度のご近所付き合いをしていくのであれば挨拶は行ったほうがいいと私は今回経験してみてわかりました。
私の経験なので正解はないと思っていますが、今のところ新しい引っ越し先で私はよい近所付き合いをさせていただいております。
なので、迷われているならば最低限の挨拶だけされてみてはいかがでしょうか?